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子供が起きられなくなったので病院に行ってみた話(Oさんの場合)

Oさんの子供さんは中学3年生の時に突然朝起きることができなくなってしまったそうです。
何故おきられなくなったのか、原因が全く分からずいくつも病院を転々としたり、色々な対策をしてみたりされたそうです。
今ではお子さんも無事に起きられるようになっているそうですが、原因も分からなかった当時の大変さを教えていただきました。

子供が起きられなくなって原因が判明するまで

以下、Oさん主観でのお話になります。

 

私の子供は中学3年生の時に突然起きられなくなってしまいました。
それまで普通に朝起きて、部活を引退するまでは朝練にも休まず行っていたので、本当に原因が分からず私も本人も困惑してしまいました。

 

朝起きられないという状態を具体的に説明すると、

  • いつもの時間に目覚ましがなっているのに、目覚ましにも気づかないくらい全く起きない
  • 私が大声で起こしても、身体を揺らしても起きない
  • たまに目は覚めても、身体を起こせない

自然に起きるのはいつもお昼過ぎ〜14時くらいといった感じで、大きな音を立てようと身体を思い切り揺さぶっても起きない時は本当に起きないのです。

 

これは何か脳の重い病気の前兆かも?とも重い、最初は総合病院へ行って頭のCTスキャンを撮ってもらったりもしました。
しかし、当然頭にも脳にもなんの異常もありませんでした。

 

脳の異常ではないとすると、普通に体調が思わしくないのかな?と考え、今度は内科に連れて行きました。
ですが風邪でもなければ体調不良でも無かったため、特に薬なども貰わずに終わってしまいました。

 

時期的にちょうど子供の高校受験が近かったため、早くなんとかしてあげないと学校の成績にも関わるし、勉強にもついていけなくなってしまうという焦りがあり、この後も何度か内科にも連れていきましたし、病院を変えて脳のCTスキャンも撮り直してもらったりしました。

 

それでも子供が起きられない原因は全く分かりませんでした。

 

もしかしたら塾の宿題などで徹夜をしていたのが原因?とも考え、早く寝るように言いましたが、本人は全く眠れないと言って寝るのはいつも夜中の2時過ぎでした。
夜中2時に寝ていたら朝起きられないのも当然だろう、と思う人もいると思いますが、以前(中学2年生の時のテスト期間など)は寝るのが深夜になることが数日続いても朝はきちんと起きられていたので、夜更かしが原因だとはあまり思えずにいました。

 

ですが実際に夜更かし→朝起きられないという事態になってしまっていることは事実なので、これは起きられないことの対策よりも早く寝かしつける対策の方が急務だと思い、子供でも飲める睡眠薬をもらえるかと思い、睡眠外来の病院へ子供を連れていきました。

 

睡眠外来で診察をしてもらうと、子供が朝起きられないのは単に夜更かしが原因ではなく、「睡眠相後退症候群」という病気のせいだと言われました。
眠れないことの対策のために睡眠外来へ行ったことが、結果的にこの判断のお陰で起きられない原因がやっと分かりました。

受験のストレスのせいで睡眠相後退症候群になり起きられなくなっていた

睡眠外来の先生に詳しく話を聞くと、「睡眠相後退症候群」は睡眠時間が通常の時間帯よりも後ろにズレてしまう病気だということでした。
「睡眠相後退症候群」になる原因は様々なようで、単に夜更かしが続いてしまったことが原因でなる人もいるようですが、うちの子供の場合は夜更かし+受験のストレスが原因だと思われるという話でした。

 

中学2年生の時にも同じように夜更かしをしていたと話しましたが、その時と違うのは学校のテストというプレッシャーと、受験というプレッシャーの大きさの違いだと思われます。
(本人の自覚はありませんが)
そのプレッシャーのストレスと夜更かしとが重なってしまい、身体の中のバランスが崩れて起きられなくなってしまったんだろう、というのが原因でした。

 

ストレス

 

原因が「睡眠相後退症候群」と分かったので、睡眠相後退症候群について色々調べてみると、結構不登校の原因にもなっている病気だということが分かり焦りました。
「このまま不登校になってしまったら受験にも響く…!」と。
ですが、こういった私の焦りも口に出さずとも子供に伝わってしまうとそれがさらに子供にとってのプレッシャーになり、より一層起きられなくなってしまう原因になってしまう、と思うとどうしていいか分からなくなってしまいました。

 

一人で抱えていてもどうしようもないと思い、夫に相談をすると、「別に希望の高校に行けないくらいで死ぬわけでもないし、まずは病気を治すことが先決でしょ」と言われハッとしました。
確かにその通りだと思い、そこからは子供にも「焦らずにゆっくり治せば良い」ということや「病気が原因で行きたい高校に行けなくても行ける高校に行けば良い」、「行ったら行ったで楽しいよ」といったことを伝えました。

 

すると子供もプレッシャーが軽くなったのか、段々と夜も寝る時間が早くなり、朝も自然と起きられるようになっていきました
もちろん、精神的なフォローだけで良くなるものでもないとは思います。
治療中は睡眠外来で処方してもらった「ロゼレム」という薬や、通販で買った「インティスクエア」という光で起こす目覚まし時計を併用しました。

 

とは言っても、やはり一番の対策は「起きられない原因」を根本から対策・解決して上げることが子供にとっては肝要なのだなと思いました。

 

※本記事はあくまで本人の体験に基づく感想です。

『子供が起きられなくなったので病院に行ってみた話』のまとめ

Oさんのお話いかがでしたでしょうか。Oさんの体験談で注目すべき点は、子供が突然起きられなくなった原因を突き止めるのはなかなか難しいものだということだと思います。
当サイト等、子供が起きられない原因について紹介しているサイトを日頃からご覧になっていらっしゃる方であれば、すぐに「睡眠外来へ行こう!」という発想に至ると思いますが、そうでない人はなかなかそうはいかないと思います。
ましてや普段行かない睡眠外来など、全く思いつきませんよね。
もし、回りのお母さんが「最近子供が起きられないのよ〜」と言っていたら、ぜひ一度睡眠外来で診てもらうように教えてあげてください。

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