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子供が「睡眠相後退症候群」だったSさんのコラム

当サイトの管理人が自分の子供の「起立性調節障害」を治療していく中で知り合ったSさんの話を紹介したいと思います。Sさんの子供さんは私の子供と症状は似ていますが違う病気である「睡眠相後退症候群」だと診断されたということで、やはり親子一丸となって治療に励まれたそうです。同じように「睡眠相後退症候群」で苦しんでいる子供さんを持つお母さんの助けになれば、ということで当サイトにご自身の実体験を掲載させていただけることになりました。Sさん、ありがとうございます。

子供が高校に入り不登校になってしまった

※以下、Sさん主観でのお話になります。

 

我が家の子供(娘)は高校1年生の時に不登校になりました。中学生の時は受験勉強で深夜まで起きるようになっても、朝は眠いと言いながらもきちんと起きて学校に行っていました。
それが高校生になるとだんだん起きれなくなっていきました。時期も時期だったので最初はただの5月病かな、なんて思っていたのですが、次第に起きる時間がどんどん遅くなっていき、学校にも遅刻するようになり、最終的にはほとんど学校へ行かないいわゆる不登校の状態になってしまいました。

 

起きれなくなっていた頃の娘の生活は、学校へ行き(遅刻したりしなかったり)、下校してきて夕方頃にアルバイトに行き、夜の10時過ぎに帰宅して夕食を食べ、お風呂に入ってから自室で過ごすというのがいつものルーティーンでした。ですが、自室へ行ってからも遅くまで起きていたようで、結局寝るのはいつも夜中の2時頃。たまに寝ないで学校へ行き、授業中に寝て過ごすということもありました。

 

不登校になる頃には完全に夜型になり、明け方まで起きては昼過ぎまで寝て夕方にバイトに行くという生活でした。この頃には親の私が何を言っても「朝はどうやっても起きられない。早く寝ようと思っても眠れない」と言い返され、どうしようもなくなっていました。

不登校から3ヶ月。睡眠外来に相談してみた。

不登校になってから3ヶ月程過ぎたある日、ネットを見ていると娘と同じような状態になってしまったという人のブログを見ました。その人は「睡眠相後退症候群」という病気のせいで朝起きることができず、やはり不登校になってしまったということでした。その人は睡眠外来へ通院し、治療に励み今は病状は収まり朝も起きられるになったということだったので、私も娘を説得し睡眠外来で診察を受けてもらうことにしました。

 

診察にいくと、先生に色々質問されました。起きられなくなったのはいつ頃か、体調はどうか、バイトに行けるということは夕方は元気がでるということですね、といったことも聞かれ、診断結果はやはり「睡眠相後退症候群」でした。娘の場合、高校に入ってから寝る時間が遅くなり、睡眠リズムが崩れたまま戻らなくなり「睡眠相後退症候群」になったのだろうということでした。

 

娘と病院の先生と私の3人で話していてなんとなく夜更かしをするようになった原因が見えてきたのですが、原因は「中学から高校になり環境が変わったことによるストレス」が一番の原因ではないか、ということでした。
ストレスと言ってもいじめにあったとかそういうことではありません。というのも、娘が高校受験で学区外の学校を受けたことで、同じ中学から一緒の高校に入った友人が一人もおらず、それが原因で学校生活が寂しくて夜バイトから帰ってきてからスマホのゲームをしてストレスを解消していたようです。

 

スマホで夜更かし

 

娘の名誉のために言うと、決して高校で友人ができなかったわけではありません。同じように中学の友人が一緒の高校に一人も入らなかったという人もいらっしゃると思いますが、娘の場合は人一倍そのことに寂しさとストレスを抱え込んでしまうタイプだったこと、一度崩れた睡眠リズムがなかなか戻りにくい体質だったことが重なり、睡眠相後退症候群になってしまったようです。

 

病院の先生が言うには原因を取り除いてあげることが一番の対策方法だということでしたが、高校の途中から転校するのも難しいですし、例え出来たとしてもそれはそれで周りの目がストレスになるだろう、ということで転校はしない方向で治療に励むことになりました。

睡眠相後退症候群の治療を始めた。

治療として始めたことは、まず睡眠時間をだんだんと遅くして1週間から10日ほどかけて正しい就寝時間と起床時間に合わせていくという方法です。
ですがこの治療方法だけでは結果として上手くいきませんでした。上手くいかなかった原因は、@綺麗に1日1〜2時間ずつずらして就寝することが難しいA正しい就寝時間と起床時間になったとしてもそれを継続することが難しい、ということでした。

 

この睡眠時間をずらしていくという方法は、純粋に毎日少しずつずらすということがなかなかに難しいです。母親の私がつきっきりで「今日はこの時間に寝よう」といって寝るまでそばで見ていても、やはり決めた時間にはそうそう寝れません。起床時間も、私が先に起きて、娘を決めた時間に起こすのですが、「まだ眠い。起きれない」と言って起きる時間が遅くなったり。
大体1ヶ月くらいかけて正しい就寝時間と起床時間に一度はなるのですが、その後もその時間をキープすることができず同じことの繰り返しになってしまいました。

 

そこで、次に考えた方法が朝日を浴びさせるという方法です。これはネットで調べた知識なのですが、朝日を浴びると崩れた体内時計が治りやすいということだったので試してみました。
しかし、朝日を浴びさせるのもかなり大変でした。1つは天気によって朝日が毎日家の中に入ってくるわけではないので、毎日継続させることが難しいということ、もう一つは娘が自分で朝日が入る窓際まで行ってくれないのでなかなか浴びてもらえない、ということが難点でした。

 

太陽

 

どうしたものか…と悩んでいたところ、朝日と同じ光を出してくれる目覚ましがあるということでそれを買って試してみました。
これなら娘の枕元に置いておけば毎朝光を浴びられるし、私が朝時計を持って娘に光を当ててもいいので、継続して浴びさせることができました。
毎朝決まった時間に光を浴びせつつ、就寝時間とを起床時間を正しい時間にするという方法を合わせて使った結果、なんとか一年ほどで朝起きられるようになり、学校へも行けるようになりました。

 

※本記事はあくまで本人の体験に基づく感想です。

 

『子供が起きられないのは「睡眠相後退症候群」のせいだった(Sさんの場合)』のまとめ

Sさんの話、いかがでしたでしょうか。思春期の子供さんは親が思っているよりもストレスを抱えやすく、それが睡眠障害という形で身体の不調を引き起こしやすいというのが現実のようです。
親である私たちは、子供が抱えている悩みにいち早く気づいてあげ、不登校など子供の不利益になる事態はなるべく避けさせてあげたいものです。

 

また、Sさんのようにもしも子供さんが睡眠障害になってしまったら、親子二人三脚で改善にむけて治療を行うことで、子供さん一人で頑張るよりも治療の効果が出るようですね。

 

Sさんが話の中で仰っていた「朝日と同じ光を出してくれる目覚まし」とは、当サイトで紹介している「inti SQUARE(インティ スクエア)」というものになります。気になる方は下記のページに詳細の紹介がありますので、ぜひご覧ください。

 

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