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子供が起きられず不登校になってしまった話

なぜこのサイトを立ち上げようと思ったのか、その経緯というかきっかけとなった私の子供の話をしたいと思います。
うちの子供は中学1年で不登校になりました。その原因が朝起きることができなくなる「起立性調節障害」です。
とは言っても、最初は病気のせいだとは気づかなかったし、そんな病気があるとは思いもしていなかったのですが…。

子供が朝起きられなくなり不登校になるまで

小学校の頃は特に何の問題もなく、きちんと毎朝起きて学校に通っていました。
しかし、今思うと結構家を出るギリギリまで寝ていて朝ごはんも食べずに学校に行っていたので、それも病気になってしまった一因なのかな、なんて思ったりしています。

 

中学生になったうちの子供はサッカー部に入りました。毎日日が暮れるまで練習をし、帰って来てお風呂に入り晩御飯を食べて、テレビを見たりゲームをしたりして深夜0時くらいに自分の部屋に行って寝る、という生活をしている…と思っていたのですが。
実際は自分の部屋に戻った後、スマホでゲームをしたりyoutubeを見たりしていたみたいです。
そのせいで毎日寝るのは夜中の2時や3時。そして朝起きるのは6時頃。こんな生活を続けていたせいで自律神経のバランスが崩れ「起立性調節障害」になってしまったのかも知れません。

 

スマートフォンを見ながら夜更かし

 

中学1年の夏に入った頃でしょうか。子供が朝起きてこなくなりました
もともと目覚ましを掛けても自分ではなかなか起きられず、毎朝私が起こしに行って「朝だよ、起きなさい。朝ごはん出来てるから起きてリビングに来なさいね」などと言ってようやく起きていたのですが、夏ころからお起こしに行ってリビングで待っていても子供が起きてこなくなりました。
※小学校の頃から朝ごはんは準備していたのですが食べたり食べなかったりという感じでした。

 

起きてこないので再び起こしに行っても「眠いー、起きれないー」と言って布団から出てこない。
「だらしないこと言ってないで早く起きなさい。朝練遅刻するよ」と言って何度か声を掛け無理矢理起こし、朝練に間に合うギリギリで家を出るという生活がしばらく続きました。

 

当然、しばらくすると朝練に間に合う時間には起きられなくなり、遅刻をするようになりました
朝練の遅刻を繰り返すと部活に行きづらくなるのか、だんだんと放課後の部活にも行かなくなり、しまいには部活を辞めてしまいました。

 

部活に行かなくなった時期と並行して、朝練ではなく学校の始業にも遅刻するようになり、私はほとほと呆れてしまっていました。
「そんな怠け癖がついてると大人になって苦労するよ」などと病気のことを知らなかったとはいえ心無い言葉を子供に浴びせたこともあります。
本人は起きたいと思っているのに身体がいうことを聞かずに悩んでいたというのに…。

 

始業にも遅刻するようになると今度は学校を休みがちになりました。しかし風邪などと違い、朝は不調でも夕方になるに連れて元気になるので、相変わらず夜はテレビ、ゲーム、スマホをいじり就寝時間は夜中
私は「夜更かししてるから朝起きられないんでしょ!いい加減にしなさい!!」と何度も怒鳴りました。

 

ですが状況は改善されず、中学1年の冬頃、とうとう不登校になってしまったのです。
この頃には本人も完全に諦めていたのか、どうせ朝起きられないから眠くなるまでゲームをしてようという感じで生活をしていたそうです。
そんな悪循環の中で完全に朝起きられなくなり不登校になってしまったというわけです。

 

不登校

 

子供が不登校になり、「なんでこんなに朝起きられないんだろう?睡眠不足以外にも原因があるのか?」と思いインターネットで色々調べたところ、思春期の子供が朝起きられなくなる原因の一つに「起立性調節障害」なる病気があると知り、愕然としました。
なぜもっと早く調べなかったんだ…と後悔したものです
つまり、子供が朝起きられないのは決して怠けているわけでもなく、気持ちの問題でもなく、れっきとした病気が原因だったのです。

 

病気だと分かればやることは一つ。すぐに医師に相談しました。インターネットで睡眠外来が良いと書かれていたので診察に行くと、先生に「起立性調節障害ですね」とはっきり言われました。先生の説明を聞いていて気づいたのですが、そういえばうちの子供は中学に入ってから結構貧血やめまいがしていました。
これも起立性調節障害の特徴なんですね。要は自律神経のバランスが崩れてしまっているのが大元の原因だと言うことでした。

 

診断された時の心境は「やっぱり」という気持ち同時にどこかホッとしている自分がいたことに驚いています。
なぜホッとしたのかはっきりしたことは分かりませんが、きっと「病気でも原因が分かっただけ良かった。病気なら治せば良いんだから」と安易な気持ちだったのだと思います。
確かに病気なので治せばいい、ということは間違いありませんがこれを治すのがとてもとても大変で長い道のりでした…

起立性調節障害の治療

病院の先生に勧められたのは、まず「昇圧剤」という薬を飲んで起立性調節障害特有の貧血やめまいといった症状を抑えながら生活習慣を見直す、ということでした。
当たり前ですが病気を完全に治す特効薬があって、それを飲めば「はい、完治。」とはいきません。

 

生活習慣の見直しとして徹底したのは@水分を多く摂らせることA夕方一緒に散歩することの2つです。
当サイトでも紹介していますが、先生にも「運動不足は血圧低下の原因になるので毎日適度に運動をさせた方が良い」と言われました。
うちの子供はもともとはサッカーもやっていたのに運動不足でこの病気になったのか?と思いましたが、原因はあくまで自律神経の乱れ、運動不足は症状を悪化させてしまうということでした。確かに部活に行かなくなった頃から朝起きられない症状が酷くなったように思います。

 

しかし、生活習慣を見直しをしても一向に改善の兆しが見えずほとほと困っていました。
病院の先生に診断してもらったのが、子供が中学1年の冬、その時から治療を始めて約半年が経過しても相変わらず朝は起きられない状態が続き、不登校のままでした。

 

この頃には自分でも色々と調べ、自律神経が乱れてしまうのは強いストレスが原因だということを知り、同時に「L-テアニン」という成分が興奮作用を抑えリラックスに効果があるということを知り、藁にもすがる思いで「キリツテイン」を使い始めました。
もちろん、生活習慣の見直しは継続して取り組みました。

 

キリツテインを使い始めて約半年、驚くことに子供がだんだんと朝の時間に起きてくるようになりました。それまでは完全に昼過ぎ、酷い時は14時頃に起きてくる生活でした。
起きられるようになったのはキリツテインのおかげなのか、1年近く続けた生活習慣の見直しのおかげなのかは定かではありません。
しかしどちらも取り入れたことで確実に状況が改善したことは確かです

 

※キリツテインについてはこちらで紹介しています>>

 

そしてついに不登校になってから約1年半、中学3年生の夏休み明けから子供が再び学校に行けるようになりました。
その時は本当に嬉しかったのを覚えています。

 

通学

 

学校に通えるようになったお陰で、高校にも進学することができました。残念ながら出席日数の関係や不登校での勉強の遅れのために希望通りの高校とまではいきませんでしたが。
それでも高校は初日からきちんと通う子供の背中を見ると、学校に通えるようになって本当に良かったと安堵しました。

 

これが私と私の子供の実体験です。ここまで読んでくださりありがとうございました。

最後に

最後に私が言いたいのは、子供が朝起きられないのは、「決して怠けているからではない」ということがあるということです。
事実、私の子供は本人は起きたいにも関わらず病気のせいで苦しんでいました。

 

そしてその苦しみに気づいてあげられるのは一番近くにいる親しかいないということです。
私の場合、気づくのが遅くて子供には本当に申し訳ないことをしてしまったと感じています。
もっと早く気づいてあげられていれば、希望通りの高校にも通えていたかもしれないのに…。

 

今は子供が「学校が楽しい」と言ってくれていることがせめてもの救いです。

 

このサイトをご覧のお母さんはきっとお子さんが朝起きられずに困っているのだと思います。
まずは原因を知るためにも医師に相談してみてください。
そして、ささやかながら私の実体験が改善の一助になれば幸いです。

 

※本記事はあくまで本人の体験に基づく感想です。

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